クラブ会⻑の基本⽅針及び重点⽬標
【1】クラブ会長の基本方針
昨年度、RIは各クラブが計画的に複数年にわたる活動を展開するよう指針を掲げました。そうしたなか2025-2026年度の国際ロータリーは会長エレクトのブラジルのデ・カマルゴ氏が6月に急遽次年度の会長を辞退され、イタリアのフランチェスコ・アレッツォ氏が会長に就任することとなりましたが、カルマゴ氏が掲げたメッセージ「UNITE FOR GOOD」は引き継がれることととなりました。「よいことのために手を取り合おう」と邦訳されたこのメッセージ、私は手を取り合って社会に奉仕するロータリアンの姿を言い表していると受け止めました。
奉仕は一方的な思い、善意で為すべきものではありません。奉仕には、地域の人々や社会が健やかであるために、豊かであるためにという観点が必要不可欠です。そうした観点はそれぞれの職業においても同様だと思いますが、そうした観点をたもつには、まず私たちの足元であるこの街、長野をより深く知り、より愛着を抱かねばなりません。
ロータリーにはさまざまな職業に従事している方、全国規模の企業の一員として各地に赴任してきた方が集まっています。私は、我が街、長野を複眼的に捉えながら、我が街、長野について想うことが“UNITE FOR GOOD”の土台になると思っています。
次年度、我がクラブは創立60周年を迎え、かつ北信第2グループのI.Mなど諸事業を担当いたします。我が街、長野をより深く知り、より愛着を抱く。そのことが奉仕の精神の土台になるとの基本理念を会員の皆様にお示しし、60周年事業、I.M、諸事業のそれぞれが“UNITE FOR GOOD”につながるよう進めていくことを基本方針といたします。
なお2600地区の小林磨史ガバナーは防災意識の重要性を訴えていますが、我々の基本理念と通じるものがあることを申し添えていきます。

2025~2026年度 会⻑ 袖山榮輝